【コンクールレポート】第3回全国大学生ピアノ選手権の運営に参加してみて

全国大学生ピアノ選手権

全国大学生ピアノ選手権とは、音楽系以外の大学の学生を中心に行われるピアノコンクールで、3人1組のチームによるジョイントリサイタル形式の演奏が行われます。

2026年3月22日に神奈川県立音楽堂にて開催された第3回本選には全国から11のチーム33名の大学生が参加し、前大会と同様素晴らしい演奏が披露されました。

今回は、昨年に引き続き運営スタッフとして参加した現役大学生の筆者が、現地での様子やスタッフとして参加した感想についてレポートします。

はじめに

こんにちは!エルフラットスタッフの青木です。

今回は昨年に引き続き全国大学生ピアノ選手権の運営に参加した私が、現役大学生の目線から大会の様子をレポートします!

2年連続で運営スタッフとして大会に関わらせていただき、前回大会の良さをそのままにパワーアップした大会の熱気を肌で感じて非常に感動しました。

また、同じ現役大学生として、お忙しい中で合間を縫って楽曲を完璧に仕上げていらっしゃる選手のみなさまの音楽への熱意と努力に脱帽しました。

私自身も残りの大学生活でなにか熱意をもって取り組みたいと考える素敵な機会となりました。

昨年の第2回大会のレポートはこちらからご覧ください!

全国大学生ピアノ選手権とは

全国大学生ピアノ選手権とは、全国の音大生以外の大学生・院生が対象の新しいピアノ競技会で、今回で3回目の開催となり、4回目の開催も決定しています

本選手権は、音楽大学に在籍していなくとも、音楽に人生を懸けるほどの情熱を抱き、真摯に研鑽を重ねる大学生たちが、自らの音楽を堂々と発信できる舞台を創りたいという強い思いから始まりました。

学生は同じ大学内または部活動・サークル・同好会で、3人1組のチームを組んで参加します。

団体戦という形式により、個の技量だけでなく共同体として音楽を築き上げる精神そのものが映し出されます。

今回は23のチーム69名からの応募があり、予選を勝ち抜いた11のチームが本選に進みました。

予選の演奏動画はこちらからご覧いただけます。

選手の皆さんは非音楽系の大学に通われているということもあり、学業や課外活動などピアノとの両立が難しいかと思いますが、限られた時間の中で練習を重ね、非常にレベルの高い演奏を披露されていました。

大会について詳しくは、下記ページをご覧ください。

大会当日の様子

会場入り口の様子

第3回全国大学生ピアノ選手権は、神奈川県立音楽堂にて、東京農工大学の皆さんの演奏から開幕しました。

第1回と同じ会場の神奈川県立音楽堂は、1954年、日本初の本格的な公立音楽ホールとして開館し、それ以来70年間国内外で愛され続けています。

神奈川県立音楽堂

壁と天井を土台から芯材まで木材で作った「木のホール」の響きを、選手のみなさまと観客のみなさまは心ゆくまで楽しんでいらっしゃいました。

ステージの様子

当日は春らしいあたたかい気候で、多くの方が会場に足を運んでくださいました。

また、今回は大会初の試みとなるライブ配信が行われ、演奏の様子と演奏後のインタビューをリアルタイムでお届けしました。

本大会は全国各地から出場されているため遠方からお越しの選手の方も多く、その方々のご家族や友人で現地には来れない方もライブ配信によって大会を楽しんでいただけたのではないでしょうか。

私自身は現地で選手のみなさまの演奏を聴く中で、前回大会からの熱気がさらにパワーアップし、演奏のレベルも上がっていると感じました。

また、私は昨年に引き続き、演奏が終わった選手の方にインタビューをさせていただきました。

インタビューで日ごろでのサークルのご活動やピアノとの関わり方について伺う中で、選手のみなさまが総じてピアノに対して非常に愛情を持っていらっしゃることが伝わってきました。

私自身は幼少期からクラシックピアノを習っていたものの、受験勉強との両立ができず続けることを断念してしまったので、ピアノを続けながら受験を乗り越え今に至るまで続けていらっしゃる皆様の努力と熱意に感嘆しました。

演奏及びインタビューの動画は後日大会公式のYouTubeチャンネルに投稿されますので、皆様ぜひ下記リンクよりチャンネル登録をしてお待ちください。

すべてのサークルの演奏が終了したのちに、まずは実行委員会代表の岩倉孔介氏からお言葉をいただきました。

続いて、第1回大会から審査員長を務められているパスカル・ドゥヴァイヨン氏からご講評をいただきました。

音楽とはもともとお互いに共有し、分かち合うものです。
本大会を通じて選手のみなさまが一緒に音楽を共有したことこそ、何より価値のある大切なものだと思っています。
みなさまはこれから音楽と違う職業に就かれる方が多いかと思いますが、ぜひ音楽を続けてほしいと思っています。

ドゥヴァイヨン氏のご講評より一部抜粋

1日をかけて熱演が続いた本選では、11サークルの中から東京大学ピアノの会の稲垣さん、河邉さん、村木さんが見事グランプリに輝きました。

グランプリの東京大学ピアノの会の皆さん

そのほか大会の詳細な結果についてはこちらからご覧いただけます。

集合写真の様子

表彰式ののちに集合写真を撮ったあとは、選手のみなさまは審査員の方からのご講評をいただいたり選手同士でご交流されたりしていらっしゃいました。

大会終了後のご歓談の様子

ご出場された皆様にとって、本大会が未来を切り開く確かな一歩となることを心から望んでいます。

おわりに

今回大会の運営を通じて、全国大学生ピアノ選手権が今後一層盛り上がり皆様から愛される大会になることが確信できました。

全国大学生ピアノ選手権は、第4回大会の開催が決定しております

本選手権が、非音楽系に通いながら音楽への情熱を持ち続ける大学生たちが主人公として輝く場であり続けることを実行委員会一同願っています。

私自身は、来年の大会もスタッフとして参加するのが今から非常に楽しみです。

全国の大学のピアノサークルのみなさま、来年大会に奮ってご参加ください!

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