子供と一緒に楽しめる!有名クラシック曲10選【小学生のお子様向け】

子供と楽しめるクラシック曲紹介

近年では「クラシック音楽を聴いている子供は頭がよくなる」という考えが広まっており、子供がお腹にいるときからクラシック音楽を聴かせる「胎教」も人気です。

そのため、小学生の保護者で「子供にクラシック音楽を聴かせるべき?」と考えている方もいらっしゃるのではないでしょうか?

学校での放送や行事でクラシック音楽に触れるようになる小学生の時期こそ、ご家庭でクラシック音楽を聴き始めるのにぴったりの時期といえます。

そこで今回は、小学生のお子様と一緒に楽しめる、有名クラシック音楽を10曲ご紹介します!

【この記事でわかること】

  • 子供にクラシック音楽を聴かせることで得られる効果
  • 子供とクラシック音楽を聴くのにおすすめのタイミング
  • 小学生の子供と楽しむのにぴったりな有名クラシック音楽10選

それでは早速見ていきましょう!

子供にクラシック音楽を聴かせるとどんな効果がある?

幼少期からクラシック音楽を聴くことで、子供に様々ないい影響を与えるといわれています。

主な効果は以下の通りです。

【子供にクラシック音楽を聴かせることで得られる効果】

  • 音感やリズム感が鍛えられる
  • ストレスの緩和
  • 感受性が豊かになる

それぞれについて詳しく説明します!

①音感やリズム感が鍛えられる

クラシック音楽は、普段耳にする音やポップスにはないような深い音の響きやリズムを楽しむことができます。

そのため、様々な音やリズムを楽しむことで、音感・リズム感を鍛えられます。

音感やリズム感などの音楽的素養を持つことで、音楽の授業をより楽しめるようになったり、将来楽器を習うときに役立ったりします。

②ストレスが緩和される

クラシック音楽を聴くことで、脳の右脳が活性化されて左脳を休ませることができます。

日ごろ使っている左脳を休ませることで、脳の効率があがるため、ストレスや疲労を軽減できます

また、クラシック音楽に多く含まれる「f/1ゆらぎ」という周波数は、脳をリラックスさせて精神を安定させます。

③感受性が豊かになる

日本語の歌詞がついていないクラシック音楽を聴くことで、子供は「音」から景色や感情を感じ取ろうとします。

子供のうちは特に、耳にするものを感覚的に素直に感じ取る能力に長けているため、音楽を楽しみながら豊かな感受性をを育むことができます。

子供とクラシック音楽を聴くのにおすすめのタイミング

お子様にクラシック音楽を聴かせる際に、日常でクラシック音楽を取り入れるのにおすすめのタイミングをご紹介します!

【子供とクラシック音楽を聴くのにおすすめのタイミング】

  1. 朝起きたとき
  2. 食事中
  3. 夜寝る前

それぞれについて詳しく説明します!

①朝起きたとき

クラシック音楽を聴く効果として「自律神経を整える」「集中力を高める」というものが挙げられます。

そのため、クラシック音楽は目覚めのタイミングで聴くのもおすすめです!

朝に聴くクラシック音楽としては、さわやかな曲調のものや、元気がでるような勢いや力強さのある曲を選ぶといいですよ。

②食事中

食事中にテレビをつけているご家庭も多いかと思いますが、食事をしながらテレビを見ることは、食事に集中できないだけでなく、家族の会話が減ってしまうという側面もあります。

食事中にテレビではなくクラシック音楽を流すことで、視覚を料理に集中させ、同時に食欲の増加など脳によい影響を及ぼすことがわかっています。

食事中に流すクラシック音楽としては、モーツァルトなどの明るくて穏やかな曲調の音楽を選ぶといいでしょう。

③寝る前

クラシック音楽を聴くことで、脳が刺激されてセロトニンという物質が分泌されることで、睡眠ホルモンがつくられやすくなります。

そのため寝る前にクラシック音楽を聴くことは質の高い睡眠につながります。

寝る前に聴くクラシック音楽としては、ゆったりとしたメロディーの曲や、川のせせらぎなど自然の音とミックスされた曲を選ぶと、リラックスできるのでおすすめです。

子供と一緒にクラシックコンサートに出かけるとこんな効果が!

近年、多くのオーケストラ団体が「未就学児の入場可能」「子供向け」のコンサートを開催しています。

子供にとって、クラシック音楽の生演奏を聴くことは、音楽を感じたままに体で表現し、興味をもって集中して聴ける貴重な機会となります。

「子供が演奏中じっとしていられるか不安」「長時間の演奏で子供が退屈しないかと不安」と思う保護者の方もいらっしゃるかもしれませんが、実際に子供を演奏会に連れて行った方の感想は、「(思っていた以上に)子供が楽しんでいた」というものも多いです。

お子様に生演奏を聴かせたい保護所の方は、まずは「子供向け」とされているクラシックコンサートにお子様を連れて行ってみるのがおすすめです。

子供と一緒に楽しめる!おすすめの有名なクラシック音楽10選

続いて、小学生のお子様と一緒に楽しめるおすすめのクラシック音楽を10曲ご紹介します。

それぞれについて、お子さまにおすすめのポイントについてもお伝えしますので、ぜひ参考にしてください。

①オッフェンバック:「天国と地獄」序曲

この動画の7分辺りから流れるメロディーは、日本人の方にとって非常に聴き馴染みがあるのではないでしょうか?

運動会の徒競走のシーンなどでよく使われるこの楽曲は、ジャック・オッフェンバックによって作曲されたオペレッタ(音楽劇の一種)で、彼にとって最大のヒット作となりました。

小学校で聴き馴染みがあるこの曲は、疾走感のある軽快なメロディーも相まってお子さまも楽しめるでしょう。

②アンダーソン:トランペット吹きの休日

こちらも運動会でおなじみの曲です。

タイトルの「ラッパ吹きの休日」には日ごろ決まった時間に信号ラッパしか吹けない軍隊のラッパ吹きが休日くらいラッパを弾けるように、という思いが込められています。

陽気で活気に満ち溢れたこの楽曲は聴くだけで明るい気分になります。

③ハチャトゥリアン:剣の舞

こちらの楽曲も、運動会やバラエティのBGMとして広く親しまれています。

作曲者のハチャトゥリアンは、とあるバレエの公演初日の前日に初日公演で使う楽曲を書いてほしいと言われ、プレッシャーの中で一夜でこの曲を仕上げたと言われています。

特徴的なリズムは、お子さまにとっても面白く聴けるのではないでしょうか。

④カバレフスキー:道化師のギャロップ

お次の楽曲も、運動会の定番の楽曲で、リレーの種目などでよく用いられます。

タイトルの道化師とはピエロのこと、ギャロップとは馬などの最も速い走り方を意味します。

聴いているだけで自然と気持ちが湧きたつような軽快なテンポと跳ねるようなリズムが特徴のこの楽曲は、曲に合わせて体を動かして楽しむのもいいでしょう。

⑤ヨハンシュトラウス1世:ラデツキー行進曲

この楽曲はオーストリアの作曲はヨハンシュトラウス1世によって作曲された行進曲で、彼と同じオーストラリアの英雄ラデツキーを称える楽曲です。

今でもオーストラリアの交響楽団のニューイヤーコンサートではアンコールの定番の楽曲として愛され愛されています。

この楽曲は小学校でも式典などでよく使用されているので、聴いたことのあるお子さまも多いでしょう。

⑥ドヴォルザーク:交響曲第9番「新世界より」第4楽章

この楽曲は日本では三大交響曲と呼ばれているため、聴いたこのある方も多いでしょう。

緊張感のある序章から、金管楽器の力強い旋律で始まる第一主題と繋がり、目まぐるしく展開していく楽曲構成が特徴です。

学級会や音楽会で演奏されることも多いこの楽曲は、小学生のお子様でも聞き馴染みがあり、楽しめると思います。

⑦リスト:ラ・カンパネラ

この楽曲は超絶技巧で知られるフランツ・リストの代表作です。

タイトルの「カンパネラ」とは「鐘」という意味で、楽曲のピアノ高音も鐘の音のような印象を受けます。

ダイナミックでエネルギーに合わせた演奏は、小学生のお子様にとってもインパクトがあり、注目して聴けるでしょう。

⑧ベートーヴェン:エリーゼのために

この楽曲はピアノの練習曲としても定番なので、ピアノ教室で弾いたことがある、という方も多いのではないでしょうか?

作者は日本でも最も有名な音楽家の一人であるベートーヴェンで、彼が40歳の時に好きになった10代の女性にささげられた曲とされています。

もしお子様がピアノを習っていたり、これから習うご予定があれば、ぜひご家庭でも聴いてみてください。

⑨ムソルグスキー:組曲「展覧会の絵」プロムナード

この楽曲は、絵を題材にした10の標題音楽と、楽曲と楽曲の間で挿入される「散歩」を意味するプロムナードで構成された組曲です。

プロムナードの中でも最も有名なのが、楽曲冒頭の第一プロムナードです。

これから展覧会に踏み入れるわくわく感や、展覧会の荘厳な様子を彷彿とさせるこの楽曲は、学校の式典などで使われることもあるのでお子さまにもなじみ深いでしょう。

⑩ホルスト:組曲「惑星」作品32 木星、快楽の神

この楽曲はイギリスの作曲家ホルストの代表作で、世界中から広く親しまれている作品です。

この組曲では、地球を除く7つの惑星がタイトルとなっており、最も有名な「木星」では、金管楽器のホルンが主旋律を多く務めます。

日本では歌手の平原綾香が「Jupiter」としてリリースして大ヒットしたので、知っている方も多いでしょう。

子供が楽しくクラシック音楽を学べる!エルフラットの3つの特徴を紹介!

チケット制、オンラインレッスンやレンタル楽器もありますよという内容、短めで大丈夫

エルフラット音楽教室では、小学生のお子様でも楽しくクラシック音楽を学べる仕組みがたくさんございます!

今回はエルフラットの特徴について以下の3つをご紹介します!

①チケット制と月謝制の選べる受講形態

エルフラットではチケット制とお月謝制の二つの受講形態があります。

チケット制であれば、講師の方のご都合がつく中で、好きな曜日・時間帯にレッスンが受けられます。

そのため、他の習い事や学校が忙しいお子様でも無理なくレッスンを続けられます!

エルフラットのチケット制とお月謝制との違いについて、下記公式サイトもあわせてご覧ください。

②オンラインレッスンを開講している

エルフラットではオンラインレッスンを開講しています!

20年以上の歴史をもち、実店舗を構えるエルフラットだからこそ、オンラインでも安心してレッスンを受けられます。

「子どもが一人で教室まで通えるか不安」「近くに音楽教室がない」などお悩みを解決できます。

エルフラットのオンラインレッスンについて、下記サイトもあわせてご覧ください。

③楽器レンタルサービスを提供している

最後に、エルフラットでは楽器レンタルを行っています!

「子どもが楽器を始めても続くか不安」「早く習わせたいけど楽器選びは慎重にしたい」とお考えの方は、レンタルサービスを利用することで、気軽に返却ができますし、お子さまに合った楽器をゆっくりと選べます!

エルフラットの楽器レンタルについて、下記サイトもあわせてご覧ください。

お子様と一緒に日常でクラシック音楽を楽しみましょう!

いかがでしたでしょうか?

小学生のお子様にとってはクラシック音楽は学校行事や式典などで聴く機会もあり、馴染みのある曲などからご家庭でも流してみると、あまり抵抗もなく聴けると思います。

クラシック音楽を聴くことには様々なメリットがありますので、この機会にお子様と一緒にクラシック音楽を楽しんでみてください。

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